社会貢献活動

芸術学習支援 未来を担う子どもたちへ「書の心」を伝える

2011年より、新潟県、福島県の小中学校にて、書の指導(芸術体験の授業)を行っています。
子どもたちには、日本の伝統文化である書や書芸術に触れてもらいながら、夢の実現へ向けて一歩を踏み出すきっかけづくりのお手伝いをしています。書は、瞬時に自己表現ができる芸術という特性をいかして、心の中にある「夢」を言葉に出し、目に見える「書」に表してもらいます。「いつもの習字は苦手だけど…、書道って楽しい!」との声を聞くと、「自分の人生を歩み始めてくれたのかな」と、嬉しくなります。

「筆人の集い2024]のワークショプの作品
「筆人の集い2023」のワークショップで「花」をテーマに制作してもらったアンソロジー。子どもたちの筆遣いは自由で魅力的でした。
一年後の自分へ送るハガキを書いてもらいました。たくさんの夢が記録されました。
書のデジタルスタンダードの発信

私が受け継いだ「日本の伝統文化・書」を、次世代や世界の書愛好家に正しく伝えたいと思います。筆遣いや筆を動かすスピード、タイミングなどをfacebookやInstagramで発信しています。

寿
御霊前
御香典(楷書)
御香典(行書)
玉串料(楷書)
初代十日町きもの女王 2012

2012年、初代十日町きもの女王に選ばれ、観光親善大使として、十日町のPRや日本文化の素晴しさを伝えました。 制作した「十日町雪まつり」の原本は、十日町市に寄贈させていただきました。雪まつりの「のぼり旗」などにご利用いただいております。

第1回十日町きもの女王コンテスト2012
十日町市へ題字を寄贈 右:関口芳史市長

TOKYO2020 聖火ランナー

「言葉に出せば、夢は叶う!」震災の後、福島県の子どもたちと共有してきた夢の実現の秘密を、よりたくさんの子どもたちに伝えたくて、聖火ランナーに応募しました。福島県から出発した聖火を、繋ぎ、その聖火が灯ったトーチを再び福島県の子どもたちに届けること(2023.3)ができました。 

TOKYO2020オリンピック聖火リレー YukoIZUMITA動画

新潟県三条地域第3走 6.6.2021
福島県田村市立瀬川小学校 2023.3.25廃校 ファイナルフェスティバル
日本の心を世界に伝える

TOKYO2020オリンピックの開催を翌年に控えた、2019年11月、日本・ギリシャ修好120周年記念、第44回JAPAN WEEKに参加しました。平和の架け橋として長岡花火をモチーフに制作された「光華(新潟県長岡市所蔵・泉田佑子書)」をコンサートホール「メガロン」に展示、ワークショップやお花見ショーを通して、たくさんの方々との文化交流をいたしました。泉田佑子書制作ライブ「雪月花」は、特に現地の人々の心を惹きつけました。

和の心を伝える講演活動

書は、人々の想いや歴史を記録し、1000年後まで残すことのできる、アナログのスーパーメモリーです。そして、筆と墨と紙で表現された「書」からは、その時の書き手の思いを想像することができます。また、正しく整った文字を学ぶことを目的とする小中学生の「書写(習字)」と、心を伝えることのできる「書」の違いを知ると、文字の世界の見え方は一変します。自然と共に暮らしながら、日本人が大切にしてた和の心を伝える活動です。

公益社団法人鉄道貨物協会 講演会 ハイブリッド形式 2023.11
越後の聖人「良寛」の生き方を伝える活動

良寛(りょうかん・1758-1831)は、新潟県出雲崎町出身の江戸時代後期の禅僧です。歌、漢詩、書に優れ、慈愛と清貧に生きました。起きて半畳、寝て一畳という精神で暮らした良寛さまのように、必要以上の欲を捨てれば、幸せはより大きいものになります。また、人と比べることなくあるがままに生きれば、心はより豊かに育まれることでしょう。 🌸全国良寛会ご入会はこちらから、どうぞ!

ギャラリートーク
NST年末特番 良寛さんシーリーズ 題字

墨遊小路の会 

「墨遊小路(ぼくゆうこうじ)の会」は、泉田佑子を中心に文化交流をする会です。

◇ 納経 新型コロナウイルスのバンデミックを受け、コロナの早期終息、医療従事者の神護、世界の平和を願い、奈良県の金峯山寺と平等寺に納経しました。(4.3.2021)

三輪山 平等寺
金峯山寺 蔵王堂
納経の証

◇お花見をしました

筆人の会

ギャラリー宙では毎週火曜日、「筆人(ふでびと)の会」を開いています。筆人とは筆を持つ仲間のことです。
「美しい文字を書く基本はとてもシンプル。清く正しく美しく、素直な心をぶれることなく紙に写すだけ」

筆人の皆さまには、それぞれの個性を大切に作品を書いていただきます。
年に一度、展覧会を開き、書を通したコミュニケーションの場を設けて地域の方々と交流しております。

筆で嗜む日本の美

書家 泉田佑子が講師をつとめる「筆人の会」は、みなさまの個性を大切にする少人数制のレッスンで実用書や作品の書き方を楽しく学べる書道教室です。墨のすり方、筆の持ち方から手ほどきいたしますので、初心者の方も気軽にご参加いただけます。


美しい文字を書く基本はとてもシンプル。
清く正しく美しくをモットーに、素直な心をそのまま紙に写すだけ。

「自分の名前を筆で書いてみたい」と、思われた瞬間が書を始めるチャンスです。

筆人の会は、資格や段級を取得する為の会ではありません。書、本来の目的や歴史を重視しながら、私がたくさんの実践の中から得た独自の書へのアプローチを皆さまにお伝えし、楽しく確実に実力をつけて頂きます。一度あきらめた方、今まで筆を持つことに憧れていらした方、是非ご参加ください。筆人の愉快な仲間たちと日本の美に触れ、心から書きたい文字を筆で書ける喜びを共に分かち合いましょう。

「筆人の会」講師/書家 泉田佑子


書家 泉田佑子のプレミアム書道教室「筆人の会」は現在リニューアル中のため、2025年1月から募集いたします。

泉田佑子の仲間たちが講師をつとめる書道サークル「筆人の会フレンズ」は随時募集いたしております。

年に一度の展覧会「筆人の集い」の様子

「筆人の会フレンズ会員募集

日時各講師による
会場各講師による
定員少人数制
費用入会金 11,000円(税込)/月謝 8,800円(税込)〜

「筆人の会 フレンズ受講コース

入会後、初級コースを経て、中級コース、上級コースへ進みます。
ご希望があれば特別コースも受講できます。

初級コース自分の名前を自信を持って書けるようになります。
中級コース筆を自然体で使えるようになります。
上級コース自分らしい書を楽しみます。

             【お問い合わせ】はこちらから

講師紹介

野水 隆

10年ほど前、読売書法展で観た「風」の一文字がずっと心の何処に残っていました。「風」という文字が大きな紙の上で一瞬、靡いたように見えたのには驚きました。今、本当に書きたいものを印象強く書きたいです。そのための技術や表現方法を学び続けています。

ダンボールを筆がわりにして書いています。一緒に楽しみましょう。

石村 忠士

平成25年筆人の会発足、67歳の一期生。同期の久我さんは見附の方で年上の紳士。その2名で教室が始まった。佑子先生からすると手解きのトバ口にも至らない状況を見極め⭕️だけ書かされる事1か月。その劣等生が11年後、観音経偈を書き上げた。鬼と化した佑子先生の厳しい試練に耐えた賜物である。感謝です。

一緒に写経をしましょう!


墨遊古路書展2020
良寛と泉田佑子書展